監査・アドバイザリーサービスのKPMGが自動車業界幹部を対象に実施している調査で、2017年の業界最大のトレンドとしてバッテリー式(EV)を挙げる人が50%を占めた。
インサイドEVによると、続いて多かったのは、コネクテッドカー技術(テジタル化、モノのインターネットなど)の49%、燃料電池車の47%だった。16年はコネクテッドカー技術が50%でトップ、2位はHVで、EVは46%の3位だった。EVは15年調査では9位で、2年で大きく躍進した。
一方、回答者の76%は「今後もかなりの期間、内燃エンジン(ICE)の方が電動式パワートレインより重要であり続ける」と考えていた。また、充電設備の不足などで「バッテリー式EVは失敗する」との見方を肯定する人は、完全に同意(22%)、部分的に同意(40%)を合わせて62%に上った。
業界をリードするメーカーとしては、EV、自動運転車のいずれの分野でもBMWがトップ、テスラが2位だった。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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