富士重工業傘下のスバルが2月、カリフォルニア州陸運局から自動運転車の公道実験を許可された。これで同州の公道実験許可を受けた自動運転車開発企業は20社になった。
テッククランチによると、スバルは過去8年以上にわたって交通情報の監視や速度設定の最適化、ドライバーに安全上の警告を行う支援技術「アイサイト(EyeSight)」を車両に搭載してきた。改良版は渋滞時の支援機能を追加し、時速40マイルまでスタート・ストップやカーブ走行が自動でできるようになる見込み。
スバルはまた、2020年までに高速道路での車線変更やカーブ走行など半自動運転機能の実用化を目指している。
カリフォルニアでは自動運転車の公道実験に陸運局の許可が必要。16年12月には、配車サービス大手のウーバーが当局の許可を受けないまま自動運転車を使った配車サービスの試験を行ったため、サンフランシスコ市内での試験サービスが中止に追いやられ、隣州のアリゾナに場所を変更した。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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