APUバッテリーも膨張 787発煙トラブル

 【共同】全日空ボーイング787のメーンバッテリーから発煙した重大トラブルで、運輸安全委員会は19日、当時は正常だったとされる補助動力装置(APU)用バッテリーでもリチウムイオン電池の一部がわずかに膨張していたと明らかにした。

 安全委は「膨張自体が問題かどうかは不明だが、異常な発熱がなかったか、念のため調べる必要があると判断した」と説明。製造元のGSユアサ(京都市)で18日から分解作業をしている。

 これまでの調査で、全日空機のメーンバッテリーは、リチウムイオン電池8個の全てが熱で損傷。内部で発熱、制御できない異常高温となる「熱暴走」が起きたことが分かっている。ボストンで出火した日航787のAPU用バッテリーでも同様の熱暴走があった。

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