交渉余地あるとオバマ大統領 歳出の強制削減回避で
- 2013年2月19日
- アメリカ発ニュース
【共同】オバマ大統領は19日、ホワイトハウスで演説し、3月から予定される歳出の強制削減の回避に向け「扉は開かれている」と述べ、野党共和党との交渉余地はあるとの認識を表明した。野党側は、同規模の支出削減を回避の条件としている。
大統領は、野党の主張では「富裕層や企業に何も求めないことになる」と批判。支出削減だけでなく税制改革を通じた歳入増を伴う「バランスのとれた手法」で、強制削減を回避すべきだとの持論をあらためて訴えた。
強制削減が発動されれば政府雇用が「何十万人も犠牲になる」と強調。問題解決のためには「誰とでも協力するつもりだ」とし、与野党が歩み寄ることによって、政治が経済の足を引っ張る事態を避けなければならないと語った。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
ディープフェイク、金融サービス業界をいよいよ標的に 〜 生成人工知能による音声模倣で詐欺急増は必至
-
2024年4月25日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
広告嫌いのテスラが一転、積極展開
-
ビットコイン半減は価格にいかに影響するのか 〜 最高値更新から乱高下、次の半減期が目前に
-
2024年4月22日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
ボルティモアの橋崩落、輸出・小売業者に影響
-
米国のMBA課程、人工知能分野の教育を積極化 〜 会社で求められる技能に学生側も関心を強める
-
2024年4月18日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
テスラ、急速充電網を開放~EV普及の節目となるか
-
2024年4月15日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
EV生産コスト、27年にはガソリン車より安く~ガートナーが予想
-
人間の労働力の方が人工知能より安価 〜 MITの研究、雇用機会の大部分は人工知能にまだ奪われないと結論
-
ドローン配送に現実味~運用範囲広がる
-
アマゾンや小売大手ら、頻発する返金詐欺で巨額の損害 〜 詐欺集団ら、ティックトックで協力購入者たちを募集