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原材料価格が高騰、自動車業界に一層の負担

自動車メーカーが鉄鋼、アルミニウム、プラスチックなどのコスト高に苦しむ中、原材料価格が6年ぶりの高値となっている。

オートモーティブ・ニュースによると、コンサルティング会社アリックスパートナーズのまとめでは、18年8月の北米で生産される車の原材料費は1台当たり平均2000ドルで、前年同月より221ドル高かった。自動車の原材料費では、鉄鋼、アルミニウム、プラスチック樹脂、銅の4つが大部分を占める。

銅価格は5月と6月に高値をつけてから下がり始めた。一方、米国の製造業者は輸入アルミに10%の関税を支払う必要があるため、アルミ価格は今後も変動する可能性がある。また、ロンドン金属取引所(LME)のアルミ価格を基にするアリ ックスパートナーズ指数にはまだ関税は反映されていない。

トランプ政権は6月、関税を適用するアルミと鉄鋼の輸出国にカナダ、メキシコを加え、自動車メーカーに大きな影響が出始めた。7月にはGMが「4〜6月期のコモディティ価格が前年同期比で3億ドル増加した」と発表し、フォードのジム・ハケットCEOも9月、アルミと鉄鋼の輸入制限で「約10億ドルの利益を失った」と述べて政権に貿易問題の早期解決を呼び掛けた。

アリックスパートナーズによると、熱延鋼板の価格はこの1年間で1ポンド当たり28セントから40セントに上昇した。自動車メーカーは北米で大部分の鉄鋼を購入しているが、ステンレス鋼や電磁鋼などの特定の種類には25%の関税が適用される。

プラスチック樹脂の価格もこの1年間で31%上昇している。

自動車メーカーは通常、サプライヤーへの再販を念頭に一括購入することで商品価格を管理している。トヨタ自動車の北米仕入れ責任者ボブ・ヤング氏によると、同社は鉄鋼、アルミ、プラスチック樹脂についてそのようにしており、サプ ライヤーには原材料コストに応じて納入品の価格を上下させることを認めている。

ヤング氏によると、原材料コストの大部分は鉄鋼が占めており、トヨタの北米での鉄鋼購入額は年間18億ドル。同社は毎年4月に鉄鋼価格を交渉しているため、最近の価格上昇による影響は幾分少ないというが、それでもほんの少しだ。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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