米政府、旅客機でのリチウムイオン電池積載を禁止へ ~ あずかり荷物を対象に

米運輸省は27日、リチウムイオン電池の潜在的危険性から旅客航空機を守るために、リチウムイオン電池やそれを内蔵した電子機器類を旅客航空機の貨物積載空間に積み込むことを禁止するという新たな暫定最終規則案を連邦航空局(Federal Aviation Administration =FAA)が策定したことを明らかにした。

テッククランチ誌によると、新規則にはまた、貨物専用航空機についても、30%以上の充電状態のリチウムイオン電池を積載しないという新指針も含まれる。

国連の国際民間航空機関(International Civil Aviation Authority)は2016年に、すべての加盟国に対し、発火の危険性のある電池類を貨物積載空間に積み込まないよう規定した類似規則を設けた。

【https://techcrunch.com/2019/02/27/lithium-ion-battery-ban/】 (U.S. Frontline News Inc.社提供)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る