デュオリンゴ、148の新しい言語学習課程を市場投入 〜 契約業者らを人工知能に置き換える方針を掲げ批判される

デュオリンゴ(Duolingo)は4月30日、148の新しい言語学習課程(コース)を市場投入すると発表した。同社は、契約業者らを人工知能に置き換える「人工知能優先(AI-first)」会社になる方針を今週に打ち出し、批判と反発を受けている。

デュオリンゴは、無料と有料の言語学習プラットフォームを中核事業とする。広告付きのプラットフォームを無料で提供し、広告なしかつ追加機能ありのプラットフォームを有料サブスクリプション形式で提供している。

2011年創業の同社はペンシルベニア州ピッツバーグに本社を置き、シアトルやニューヨーク、デトロイト、ベルリン、北京に事業所を持っている。

テッククランチ誌によると、同社は今回の新コース群増設によって提供コース数が倍増する。同社の共同設立者ルイス・フォン・アンCEOは、「最初の100コースを開発するのに約12年かかったが、いまでは約1年で150近くの新コースを構築できる」「それは、生成人工知能が学習者たちに直接的利益をもたらすすばらしい事例だ」と話した。

外国語のオンライン学習を人工知能によって効率化する同社のプラットフォームは、対応言語数の点から世界最大級だ。しかし、フォン・アン氏は4月28日に、「人工知能によって処理できる仕事を契約業者らに発注する必要はない」と従業員らに通達した。同氏はまた、「各班における増員は、自動化できない場合にのみ認められる」と明言した。

デュオリンゴの利用者らは、フォン・アン氏のその方針をソーシャル・メディア上で批判した。また、人工知能ツールによる仕事内容は不正確かつ低品質であり、人間の代わりを務められる能力には到底達していない、と指摘する投稿もあった。さらに、同社のアプリケーションを削除したという利用者も出ている。

(Gaean International Strategies, llc社提供)

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