ミシガンで街灯型EV充電器が稼働~ボルトポストが事業拡大

街灯にEV充電器を追加するという大胆な発想を掲げて設立された新興企業ボルトポスト(Voltpost、ニューヨーク州)が、ミシガン州で初の一般向け街灯型EV充電器を稼働させた。

エレクトライブによると、同社が開発した技術は、既存の街灯にモジュール式レベル2(240Vの交流電源)充電器を後付けすることで、世界のどの都市でも、高額なインフラ整備や大型のハードウェアなしでEV充電を路肩で提供できる。

ミシガン州初の設置場所は、アナーバーとミシガン大学に近いイプシランティ・タウンシップにある「アメリカン・センター・フォー・モビリティー」のキャンパス内。年内にはデトロイト地区の複数の場所でさらに11基が稼働する予定だ。

ボルトポストは最近、イリノイ州オークパークでも同州初の街灯利用型EV充電器を一般向けに稼働させた。

同社のEV充電器は街灯に1時間足らずで設置でき、各ユニットが2~4台のEVを同時に充電できる。ただし、街灯は高い電力負荷に耐えるようには設計されていないため、超急速充電は期待できない。それでも数時間駐車すれば十分役に立ち、映画館に行く際などに路上駐車して街灯の充電器に接続するといった使い方ができる。

一方、自治体にとっては、既存の街灯を短時間で改造でき、直流(DC)急速充電インフラのような莫大な費用はかからない。

2021年に設立されたボルトポストは24年、通信大手AT&Tと提携してデトロイトの街灯をインターネット接続型EV充電器に変換するプロジェクトを開始した。AT&Tの無線データ通信によって、各充電器の遠隔監視や故障検知も可能になっている。

(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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