商業建物の省電力技術が進化

 これまでにない高水準の省エネ性能を実現した商業建物が各地で登場している。サンフランシスコ公益委員会の本部ビルがその一例として関心を集めている。

 グリーンビズ誌によると、1億9000万ドルをかけて新築された13階建ての同ビルは、最新のスマート建物技術を活用して、アメリカ暖房冷凍空調学会の基準をエネルギー消費量で55%、電力需要で32%下回る省電力を実現した。

 一方、連邦政府の共通役務庁は、連邦政府の建物でもエネルギー消費量が高い50〜100棟の建物を対象に、建物監視システムを導入する契約をIBMに発注した。

 その監視システムは、クラウド基盤プラットフォームを使って中央施設に接続され、年間1500万ドルの電気代節約を達成すると… 続きを読む

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. ニューヨーク市内で「一軒家」を探すのは至難の業です。というのも、広い敷地に建てられた一軒家...
  2. 鎌倉の日本家屋 娘家族が今、7週間日本を旅行している。昨年はイタリアに2カ月旅した。毎年異...
  3. 「石炭紀のガラパゴス」として知られ、石炭紀後期のペンシルバニア紀の地層が世界でもっとも広範囲に広が...
  4. ジャパニーズウイスキー 人気はどこから始まった? ウイスキー好きならJapanese...
  5. 日本からアメリカへと事業を拡大したMorinaga Amerca,Inc.のCEOを務める河辺輝宏...
  6. 2024年10月4日

    大谷翔平選手の挑戦
    メジャーリーグ、野球ボール 8月23日、ロサンゼルスのドジャース球場は熱狂に包まれた。5万人...
  7. カナダのノバスコシア州に位置する「ジョギンズの化石崖群」には、約3 億5,000 万年前...
  8. 世界のゼロ・ウェイスト 私たち人類が一つしかないこの地球で安定して暮らし続けていくた...
ページ上部へ戻る