太り過ぎでMRI検査できず〜米医療業界の新しい課題

 米国の医療現場で、より大きく強力な診断用造影機器の需要が高まっている。装置に収まらないほど太り過ぎた患者が増えたためで、肥満問題の深刻さを示す現象だが、医療検査器メーカーには商機をもたらしている。

■装置に体が入らない

 ウォールストリート・ジャーナルによると、メリーランド州在住の整備士デイビッド・ワシントン氏(57)は、昨年職場で腰を痛めたため病院で治療を受けようとしたが、630ポンドの巨体を断層撮影できる磁気共鳴画像装置(MRI)がどこにもなくて医師が正確な診断を下せず、手術も受けられない状態が続いている。氏は各地の病院に尋ね、シーメンスやゼネラル・エレクトリック(GE)などのメーカーにも問い合わせたが、自分の体が入る大きな装置を造っているところはなかった。

 造影機器メーカーはこの問題を新しい商機ととらえ、改良に… 続きを読む

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  2. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  3. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  4. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
  5. 私たちは習慣や文化の違いから思わぬトラブルに巻き込まれることがあり、当事務所も多種多様なお...
  6. カナダの大西洋側、ニューファンドランド島の北端に位置するランス·オー·メドー国定史跡は、ヴァイキン...
  7. 2023年12月8日

    アドベンチャー
    山の中の野花 今、私たちは歴史上経験したことのないチャレンジに遭遇している。一つは地球温暖化...
  8. 2023年12月6日

    再度、留学のススメ
    名古屋駅でホストファミリーと涙の別れ(写真提供:名古屋市) 以前に、たとえ短期であっても海外...
ページ上部へ戻る