テロ容疑者を訴追 大量破壊の武器使用 ボストン爆破、死刑も

 【共同】ボストン・マラソンのゴール付近で爆弾が2回爆発し、3人が死亡した連続爆破テロで、米司法当局は22日、大量破壊を行うための武器を使用した疑いなどで、チェチェン系のジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)を訴追した。司法省によると、最高刑は死刑。今後の司法手続きの中で、犯行の動機や背後関係がどこまで明らかになるか注目される。

 司法省の声明や連邦捜査局(FBI)の訴追資料によると、同容疑者は爆弾の「即席爆破装置(IED)」を使い、3人を殺害、200人以上を負傷させたとされる。故意に破壊行為を行って人を死亡させた疑いも持たれている。

 現場付近の監視カメラに同容疑者とみられる男がリュックサックを下ろして立ち去る様子が写っていた。その約10秒後に爆発が起きたという。

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