量的緩和の年内解除議論 FRB、金融政策は維持

 【共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は4月30日と5月1日の両日、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。昨年9月に導入した「量的緩和第3弾」について、年内に解除するのが適当かどうかを議論する。

 今回は米国債などの購入規模を据え置き、金融政策そのものは維持する見通し。事実上のゼロ金利を「失業率が6.5%超にとどまり、1〜2年先の物価上昇率見通しが2.5%以内に収まる限り続ける」との方針も確認するとみられる。

 米経済は製造業の生産が弱含んでいるが、個人消費は引き続き堅調。住宅市場の改善が関連分野の成長を押し上げている。雇用情勢は3月の就業者数が伸び悩んだものの、総じて緩やかな回復を示している。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る