北米ロボット販売が急増〜自動車業界がけん引

 北米で自動車メーカーおよびサプライヤー向けのロボット販売が急増している。

 オートモーティブ・ニューズによると、米ロボット工業会(RIA)のジェフ・バーンスタイン代表は、自動車業界が全体の約3分の2を占めていると説明。生産工場の自動化は昨今、主要メーカーからティア3サプライヤーまで幅広く採用されている。

 RIAによると、2012年には総額14億8000万ドルに相当する2万2598台のロボットが北米で販売された。このうち、自動車メーカーは8445台を購入し、11年比で47%増を記録したほか、過去最高の05年(7715台)も上回った。サプライヤーは6459台を購入し、同21%増に上った。

 メーカーによる北米での受注額は、65%増の6億1420万ドルに達し、過去最高だった05年の4億5350万ドルを塗り替えた。サプライヤーも29%増の3億3030万ドルに上ったが、05年の記録(3億4870万ドル)は下回った。

 多大な投資を必要とするにもかかわらず、小規模なサプライヤーの間でもロボットを購入する動きがあるのは、十分な人手を確保できていない現状を物語っている。

 ボルティモアのマーリン・スチール・ワイヤー・プロダクツの場合、工場の人員はわずか30人程度だが、ロボット技術が従業員を「超生産的」(ドルー・グリーンブラット社長)にしているという。

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