空港滞在、旅券失効が原因 CIA元職員航空券買えず

 【共同】米当局がスパイ活動取締法違反などの容疑で訴追した中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン容疑者(30)が23日以来、モスクワの空港内にとどまっていることについて、元職員の関係者は26日、インタファクス通信に対し、米当局が旅券を失効させ、動きが取れなくなったためだと明らかにした。

 関係者は、元職員は「米旅券が無効になり、他の身分証明書もない」ため、「ロシアに入れず、(外国へ向かう)航空券も買えない」と話した。国際線航空券購入の際は通常、旅券データの提示などが求められる。米ロ間の綱引きを背景に、元職員の扱いは一層不透明になった。

 元職員が亡命申請したエクアドル側は、元職員が到着した23日に在ロシア大使館の当局者が空港に駆け付けるなど、支援の姿勢を示している。しかし、依然、エクアドルの旅券が発行できていないとすれば、米国からの強い圧力が影響している可能性もありそうだ。

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