完全合法化、険しい道 同性婚容認判決

 【共同】結婚を男女間のものと規定する米連邦法を連邦最高裁が違憲と判断したことは、同性婚容認派がこの数年で大幅に増えた米世論の反映だ。「男と男」「女と女」の結婚を認める流れはもはや止まらないようにみえるが、50州のうち30州以上は今も認めておらず、全米レベルの合法化への道は決して平たんではない。

 同性婚は銃規制や人工中絶の是非と同様、米国の伝統的な社会問題だ。26日の最高裁判決は、同性婚の是非の判断には踏み込まない一方、同性婚をした人の社会保障や税制上の権利は明確に支持。国民的議論の「分水嶺となる判決」(CNNテレビ)と受け止められた。

 現在12州と首都ワシントンに限られる同性婚の合法化州は今後、どれほど拡大するのか。同性婚を禁じた州憲法の違憲性が事実上認められたカリフォルニア州では近く解禁される見通しだが、それでも国全体の人口でみれば合法化の対象は3割程度だ。

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