感染しやすく遺伝子変異 中国のH7N9型ウイルス

 【共同】中国で感染者が相次いだH7N9型の鳥インフルエンザウイルスは、哺乳類に感染して増殖しやすいように、遺伝子の一部が変異していることを東京大の河岡義裕教授や渡辺登喜子客員研究員らが突き止め、10日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 このウイルスが、人に感染するのに重要な変異を既に持っていることを示すという。河岡教授は「人から人へと効率良くうつるようになると、世界に大きな被害をもたらす可能性が高い」と話している。

 研究チームは、中国の患者から採取したウイルスと、カモから採取したウイルスを使って実験。イタチの仲間の哺乳類フェレットにそれぞれ感染させ、別のかごのフェレットにうつるかどうかを調べた。その結果、カモからのウイルスがうつったフェレットはいなかったが、患者からのウイルスはくしゃみなどの飛沫により3匹中、1匹のフェレットにうつった。

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