シボレー「マリブ」の燃費改善〜「カムリ」上回るとGM

 GMは2014年型シボレー「マリブ」の燃費が旧型より12%改善されると発表した。環境保護局(EPA)が公表する燃費でトヨタ自動車の14年型「カムリ」を上回るという。

 ブルームバーグ・ニュースによると、新型マリブの基本モデルの燃費は、市街地と高速道路を合わせて29マイル/ガロン(mpg)。13年型マリブは26mpg、14年型カムリは28mpgとなっている(いずれも基本モデル)。

 調査会社オートデータによると、マリブの1〜7月販売台数は、20%減の12万3573台に落ち込んでいる。一方、中型セダンのベストセラーであるカムリは、前年をわずかに下回るものの24万2406台を売り上げている。

 GMは、12年に全面刷新したマリブで受けた批判に対応するため、5月に新型マリブの概要を発表した。外観はよりスポーティーで、車内も後部スペースが拡大される。GMは燃費について、同月時点では5%改善されると説明していた。

 GMによると、燃費の大幅な改善にはストップ・スタート機能などが貢献している。同機能は信号待ちなど停止中のエンジン空転(アイドリング)が続いた時にエンジンを切る技術で、これまではマリブの高価格版に限定されていた。

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