スプランク、分析ソフトウェアを購読制で提供 〜 AWS経由で企業向けに
- 2013年10月4日
- ハイテク情報
データ分析ソフトウェア開発のスプランク(Splunk)は2日、自社製品をAWS(Amazon Web Services)経由で企業向けに提供し始めた。
その結果、AWSの顧客企業は、スプランクのデータ分析ソフトウェアを必要に応じてオンライン利用できるようになる。スプランクの同サービスは購読制によって使用料金が決まる。
データ分析ソフトウェアは一般に高額で、大学の研究室や中小企業にとっては簡単に購入できない製品。スプランクでは、分析ソフトウェアをクラウド・プラットフォーム上で貸し出すという形で、利用しやすいようにする。
データ分析が必要となる機会は、年中無休で起こるわけではなく、数週間や数ヵ月に1回の割合で数日だけ発生することが多い。そのためだけに高額の分析システムを構築できる企業は大企業の一部だけだ。
スプランクは、そういった需要機会だけに使えるようにするためにAWSのプラットフォームを介して分析ソフトウェアを提供していく。
スプランクは、近い将来には、AWS以外のクラウド・プラットフォームでも同様のサービスを提供することで利用者基盤の拡大を視野に入れている。
AWSの競合社には、グーグル(Google)やマイクロソフト(Microsoft)、ラックスペース・ホスティング(Rackspace Hosting)、そのほかのクラウド電算サービス大手がある。
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