ローグ第二世代の生産を開始〜日産が米国で

 日産はローグの第二世代の生産拠点を日本からテネシー州に移転した。10月16日から初代ローグの生産が始まり、1983年に操業を開始した米国スマーナ工場の1000万台目の自動車となった。今回の移転は北米における米国の売上げを85%にあげる計画の一環。同工場はリーフ向けのリチウム電池モジュールと共に、ローグ、アルティマ、マキシマ、パスファインダー、リーフ、インフィニティQX60の生産もしている。

ローグの第一世代の売上げは世代交代機種としては異例の好調を持続し、2014年からは新型ローグと並んで販売される。最新モデルの高価格に対する衝撃を軽減するために、ローグセレクトと名付けられた第一世代車は日本からの輸入が継続される。調査会社のIHSは日産の2013年の北米における生産台数が146万台になり、2020年までに197万台に増加すると予測した。ほとんどがメキシコでの追加の投資によるものだ。米国製車は同時期に80万台から100万台に増加する見込みだ。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る