日産、未来の車を構想〜奇抜なコンセプトを採用

 日産自動車は、未来の車を構想する突出したコンセプトを打ち出している。

 オートモーティブ・ニューズによると、コンセプトの1つは「We Lounge」で、ミニバン、空港用シャトルバス、レンタカー、タクシーの概念を総括している。家族やイベントの出席者は、リビングルームばりの座席を備えた自動走行車で観光を楽しむことができる仕掛けだ。

 このほか、アジアや中東などで自動車の走行が禁止されている地域を念頭に、個人的な移動手段として1〜2人が乗れる無公害車(ZEV)を主役にした「Pedestrian on Wheels」がある。

 また、若年世代向けの選択肢を拡大する目的とした車両として、気鋭のファッションデザイナーにオプション版の外観設計を依頼したり、消費者の好みを反映したオープンソースの設計を許可するアプローチが試みられている。さらに、第三者が設計できる車両のプラットフォーム供給や、ハッカーが日産の設計プランに侵入して望みの車両をデザインするアプローチも導入されている。

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