日本、米傍受対象外か 独誌報道の拠点80都市

 【共同】ドイツ週刊誌シュピーゲル(電子版)は29日までに、米情報機関が大使館などの在外公館から通信や通話を傍受している80以上の都市名を報道、その中に日本の都市は含まれていなかった。事実なら、日本が米国の重点的な監視対象から外れている可能性がある。

 シュピーゲルは、米情報機関によるドイツのメルケル首相に対する盗聴疑惑を取り上げたニュース動画をホームページに掲載。この中で米国家安全保障局(NSA)と米中央情報局(CIA)が協力して運営する「スペシャル・コレクション・サービス」と呼ばれる組織が、各国にある米大使館などでの通信傍受を担っていると指摘し、拠点都市の一覧を報じた。

 一覧は「2010年8月13日現在」となっており、世界地図の上に拠点都市名が列挙されている。右上部に「極秘」と記されており、同誌が関係者から入手した機密文書とみられる。

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