EV用電池供給契約を拡大〜4年間に20億セル

 電気自動車(EV)大手テスラ・モーターズとパナソニックは、EV用の電池供給を拡大する契約を締結した。

 AP通信によると、今回の契約に基づきパナソニックは向こう4年間に約20億セルの自動車用リチウムイオン電池をテスラに供給する。

 テスラによると、それらの電池は「モデルS」セダンのほか、2014年末までに生産開始が予定されている「モデルX」スポーツ・ユーティリティ車(SUV)に搭載される。

 両社はこれまでも協力関係にある。今回の契約は、「パナソニックが2015年までに8万台分として約56万セルをテスラに供給する」という内容で2011年に交わされた合意内容を拡充したもの。

 テスラは、世界で2万1000台の「モデルS」を2013年に出荷する見通し。2014年には欧州やアジアで発売する計画で、販売台数は約2倍の4万台に増える可能性がある。

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