インフレ率の下限設定好ましい セントルイス連銀総裁

 【共同】セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁は21日、事実上のゼロ金利政策を解除する際の前提条件として「インフレ率が低くとどまる恐れがある物価環境ならば事態がどのように変わっても政策金利を引き上げない」ことを示すべきだと述べ、物価上昇率が1.5%を下回る限り利上げしないとする内容を政策金利の見通し指針に盛り込むことが好ましいとの認識を明らかにした。アーカンソー州ロジャースで講演の後に記者団に語った内容として、ダウ・ジョーンズ(DJ)通信が伝えた。

 現在の見通し指針では、失業率について「6.5%超」である限りは金利引き上げはしないとしている。総裁はインフレ率基準についても明確な下限を設ける方が「うまく適合する」と説明した。一方、失業率基準をさらに低い水準に下げることについては「金融市場は再び引き下げがあるかもしれないと疑い始めるだろう」と述べ、基準に対する信認を損なう可能性があるとして支持しない立場を明らかにした。

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