小型EVを20%値下げへ〜三菱自、標準装備は拡大

 三菱自動車は4日、小型電気自動車(EV)「アイミーブ(i-MiEV)」の2014年型の価格を、現行より20%値下げすると発表した。

 USAトゥデイによると、三菱は来春発売する14年型アイミーブを12年型より6130ドル安い2万3845ドルに設定し、標準装備の機能を増やす。新しく標準装備に加わるのは、ヒーター付き座席、サイドミラー・デフロスター、後部ドア・ステレオスピーカー、革張りステアリング・ホイール、フォグライト、昼間走行用ライトなど。

 EV販売の伸び悩みを受け、業界ではフォード「フォーカス」EV版、日産「リーフ」、シボレー「ボルト」とEVの値下げが続いており、BMWも初のEVモデル「i3」の基本価格を業界予想を下回る4万2275ドルに設定している。

 EVを支持する人々は、相次ぐ値下げを「健全な競争の兆候であり、多くの消費者を市場に引き付けるだろう」とみる一方、懐疑派は「誰もEVを求めていない証拠で、販売を促すには一層の値下げが必要になる」と受け止めている。

 価格以外のEVの短所は、航続距離が短く、充電に時間がかかること。アイミーブの場合、充電には240ボルト(V)電源で数時間、120Vでは22時間もかかる。ボルトやi3の一部にはバッテリー充電用にガソリン・エンジンがあるため、充電時間の問題は軽減されている。

 三菱の11月の米新車販売は、すべてEVでわずか12台と、前年同月から74%の減少だった。通年では1018台と倍増しているが、EVメーカーの中では最低となっている。

 オートデータによると、対抗車種の通年販売は、ボルト(3万4995ドル〜)が2万702台、テスラの「モデルS」(7万3000ドル〜)が1万7801台、リーフ(2万9650ドル〜)が1万6542台となっている。

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