国外のPC10万台を監視 NSA、中国軍対象

 【共同】15日付のニューヨーク・タイムズは、米情報機関、国家安全保障局(NSA)が、世界各地の10万台近いコンピューターに情報収集用のソフトウエアを埋め込むなどして監視していると報じた。NSAの内部文書や米当局者の話としている。

 同紙によると、コンピューターネットワークを通じてソフトを埋め込む手法が大半だが、事前に何らかの方法で埋め込まれた機器を通じ、インターネットに未接続のコンピューターから無線で情報収集するケースもあるという。最大の監視対象は中国軍だとしている。

 こうしたプログラムは「クアンタム」と呼ばれ、ロシアの軍事ネットワークやサウジアラビア、インドなどのシステムにも埋め込まれたという。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る