ハネウェルのブレーキ摩擦事業を買収〜フェデラル・モーグル
- 2014年1月17日
- 自動車関連
サプライヤー大手のフェデラル・モーグルは、ハネウェル・インターナショナルの自動車用ブレーキ摩擦事業を約1億5500万ドルで買収することで合意した。
オートモーティブ・ニューズによると、ハネウェル傘下の独グリンデ(Glinde)は、世界で2000人以上を雇用し、ディスク・ブレーキ・パッドとブレーキ・システム部品を生産している。フェデラルは、中国とルーマニアにある工場も獲得する。
ハネウェルによると、買収手続きを進める間の生産に支障はない。事業売却によって、2013年第4四半期決算で1株当たり4セントの損失を計上するが、14年の業績見通しに影響が及ぶことはないという。
デトロイト郊外に本社があるフェデラルは、著名投資家であるアール・アイカーン氏が経営権を握っている。22カ国で事業を展開し、12年の売上高は約43億ドルとされる。
一方、ニュージャージー州モリスタウンに本社を置くハネウェルは、同年の売り上げは30億8000万ドルだった。
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