ハイテク時代も名刺は現役〜デジタル版はどれも今ひとつ

 ハイテクの進化でデジタル技術を駆使した名刺の代替手段が開発されているが、初対面の人々が互いに名乗り合う時、今のところ昔ながらの名刺に勝る方法はないようだ。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、グーグルは、アンドロイドOS(基本ソフト)の端末同士でデータを転送できる「Beam(ビーム)」を提供しているが、OSの違うiPhone(アイフォン)はこの技術に対応していない。

 グーグルはまた、互いのスマートフォンを接触させることで情報を共有できる連絡先交換アプリケーション「Bump(バンプ)」を提供していたが、1月末でサービスを終了した。

 このほか、ノートを取るように情報を蓄積するソフトウェアを提供するエバーノート(Evernote)は2013年、アプリ「Hello」をアップデートして会った人やその時の状況などを記憶できるようにした。アイフォンやアンドロイド端末間で無償の情報共有が可能だが、名刺の交換に比べると踏まなければならない手順が多い。

 従来の名刺にハイテク機能を盛り込む動きもある。タップマイビズ(Tapmy.Biz)は、名刺に近距離無線通信(NFC)タグを取り付けるサービスを1枚につき2ドルで提供している。

 新興企業タッチベース・テクノロジーズ(Touchbase Technologies)は、「導電性インク」を名刺用に開発したが、使えるのはアイフォンだけ。

 現時点では名刺の画像を取り込む方法が最もよさそうだという。しかし、エバーノートの名刺スキャン機能は無制限のスキャンで月5ドル、年間45ドルの利用料がかかり、無償だと月5回のスキャンに限られる。このほか、2.99ドルを払えば無制限にスキャンできる「CamCard」も注目されている。

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