7年間で30億ドル減少〜加州のエンタメ撮影関係者の給与

 映画やテレビ番組の制作がカリフォルニア州以外で行われることが増えた影響で、州内の映画・テレビ撮影関係者に支払われる賃金が2004〜11年に30億ドル減ったことが、給与事務サービス大手エンターテインメント・パートナーズ(同州バーバンク)の調べで分かった。

 ロサンゼルス・タイムズによると、同期間中、加州のエンタメ業界は9万人の雇用を失い、全米の番組制作賃金に占めるシェアも10%縮小した。失われた賃金の約半分はニューヨーク、ルイジアナ、ニューメキシコ、ノースカロライナなど商業用撮影に税控除やリベートを提供する国内の州に流れ、これらの州では制作雇用が… 続きを読む

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る