定期健診は無意味か〜不必要な検査多いと英団体
- 2012年10月22日
- 米国ビジネス
特に持病のない成人の多くが受けている年1回の総合健康診断は、一般に考えられているほど病気の予防、死亡率改善といった効果がないという調査結果を、英国の医療調査団体が発表した。
■死亡率は変わらず
ウォールストリート・ジャーナルによると、調査を行ったコクラン・コラボレーション(Cochrane Collaboration)は、米国と欧州で18万人以上の成人を対象に行われた14件の臨床試験を分析し、何らかの健診を受けた人と受けなかった人を平均5年余り追跡して違いを調べた。健診の内容は、血液検査や肺機能検査があったり、問診や家族の病歴、健診の記録まで含んだりと一様ではない。
この結果、9件の研究では、その後の追跡調査期間における全体の… 続きを読む
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