3日間「重度汚染」と予測 北京、スモッグでかすむ

 【共同】北京市は20日、6段階の指数のうち最悪レベル(危険)の大気汚染に見舞われ、街全体がスモッグで白色にかすんだ。中国メディアによると、市政府は同日、最悪から2番目の「重度汚染」が3日間続くと予測し、深刻さの度合いが3番目の「黄色警報」を出した。

 北京の米大使館のウェブサイトによると、20日夕には微小粒子状物質「PM2.5」を含む大気汚染指数が最悪レベルを超えて397になった。北京市は住民に外出を控え、小中学校や幼稚園などには戸外の体育授業を減らすよう呼び掛けた。

 中国メディアによると、北京市に隣接する河北省の各地でも深刻な汚染となった。気象当局は、今回の大気汚染は27日まで続くと予報した。

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