住民投票実施を決議 クリミア、自治権拡大視野
- 2014年2月28日
- 世界のニュース
【共同】ウクライナ南部クリミア自治共和国の最高会議(議会)は28日までに、自治権拡大を問う住民投票を、5月25日に前倒しされる大統領選に合わせて実施すると決議した。
クリミアでは親ロシア勢力が多数を占める。同議会は旧野党勢力による政権掌握を認めた自治共和国政府の首相らを解任し、ヤヌコビッチ政権が依然として正統だと主張する親ロ政党の指導者、アクショーノフ氏を新たな共和国首相に任命。キエフで発足した新政権への抵抗姿勢を一層強めている。
しかし、採決は、議会庁舎が武装した親ロシア勢力により占拠された状態で行われ、決議の実効性は不明。
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