グーグルグラス〜運転中は使用禁止に?
- 2014年3月17日
- 自動車関連
少なくとも6州で、車内での機器としてグーグルグラスの使用禁止を検討中であることが、ブルームバーグの報告でわかった。ウエストバージニア、イリノイ、ニュージャージー各州では、運転中に使用禁止対象となるテクニカル機器として、手持ちの携帯電話やその他の機器同様にグーグルグラスも含まれている。ニューヨーク州では、DMV(運輸局)が禁止令の施行法を確定させるまでは、現行法によりドライバーによるグーグルグラスの着用が違法と判断される可能性もある。
ブルームバーグ報告書によれば、グーグルは禁止法の成立を回避しようと、いくつかの州でロビイストを雇った。運転中に使用できないとなれば売上げに響くのは必至だ。また法案の多くがグーグルグラスを運転中のテキストと同様のカテゴリーに入れており、グーグルの狙いと対峙している。グーグルグラスは、ハンズフリーでテキストや通話を可能にするからだ。一方、立法機関にとってはさらなる懸念材料としてビデオ出力のような他の機能を備えていることがあがっている。
一方、現代は業界初の試みとして、2015年式ジェネシス・セダンに、グーグルグラスに同期するアプリを搭載する。ただし、ジェネシスは運転前の操作に関してのみ機器の使用ができる。規制の行方によるが、人々が今後グーグルグラスを使用するようになるかどうかは判断が難しいところだ。時が経てば、グーグルは標準型のグラス同様にさまざまなタイプのグラスを発売していくだろう。
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