C・グルリット氏死去 ナチス略奪品を大量所有

 【共同】コーネリウス・グルリット氏(ナチス・ドイツが略奪した美術品の所有者)代理人によると、6日、ドイツ南部ミュンヘンの自宅で死去、81歳。心臓を患い、手術を受けていた。

 12年2月に脱税捜査で自宅を捜索された際、シャガールの未発表作やピカソやマチスらの作品など計1406点が見つかった。うち約590点が略奪品の可能性があり、略奪が証明されれば返還する意向を示していた。略奪品以外の作品を誰が相続するかは明らかになっていない。

 父親がナチスに協力した著名な画商で、合法的に絵画を相続したと主張。所有する美術品の一部を売って生活していたとされる。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る