近くソマリア大使指名 米、陰惨な記憶克服へ

 【共同】米国務省のシャーマン次官は3日、オバマ大統領が近く駐ソマリア大使を指名する方針であることを明らかにした。人事が議会上院で承認されれば二十数年ぶりの米国大使となり、米国はソマリアをめぐる陰惨な記憶の克服に乗り出すことになる。米メディアが伝えた。

 米国はソマリアが無政府状態に陥った1991年に大使館を閉鎖した。93年には首都モガディシオで米軍ヘリ「ブラックホーク」が撃墜され、市民が米兵の遺体を引きずり回す衝撃的な事件が発生。米国は一気にアフリカへの関与に消極的になり、94年のルワンダ大虐殺を当時のクリントン政権が傍観した要因ともなった。

 劣悪な治安状況を踏まえ、新大使の就任後も当面は隣国ケニアを拠点に外交活動を行うことになりそうだ。

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