アジアに新工場建設も検討 日本ガイシ次期社長

 【共同】日本ガイシ(名古屋市)の社長に27日付で就任する大島卓常務執行役員(57)は5日までに共同通信のインタビューに応じ、世界の自動車関連部品の需要増加に対応するため、アジアの工場新設も視野に生産体制の増強を検討する考えを明らかにした。

 自動車の排ガスを浄化する部品などを製造するセラミックス事業は、2014年3月期連結売上高の約6割を占める。海外では中国やアジアを中心に自動車販売が好調に推移しており、日本ガイシは今後も需要が続くとみて、中長期的に国際競争力の強化を図る。

 大島氏は「アジア地域の需要の伸びにどう対応するかは検討中だ」と説明。その上で「中国やインドネシアの既存工場の生産能力を強化するか、新興国に新しい工場を建設するかは時期やさまざまな要素を含めて判断する」と述べた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る