「嫌」に頼らず考えて 100超の書店でフェア

 【共同】韓国や中国を攻撃する本が書店で目立つ中、国や個人の生活についてじっくり考えることが必要だとして、全国の書店で「今、この国を考える 『嫌』でもなく、『呆』でもなく」というフェアが開催されている。出版社の河出書房新社(東京都渋谷区)の呼び掛けに、36都道府県の100を超す書店が応じた。

 フェアでは、保守系市民団体の街頭デモに参加する女性を取り上げた「奥さまは愛国」などを紹介した。また作家のいとうせいこうさんら文化人12人が推薦する「今、読むべき本」も書店に並べ、推薦文をまとめたチラシを配布した。

 いとうさんは中島岳志さんの「『リベラル保守』宣言」を推薦し「言葉が考えるツテでなくなり、他人に単純なレッテルを貼り、攻撃し差別し、自分の優位を圧倒的なものにすることだけに使われている」と危機感を示す文章を寄せた。

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