労働市場に著しい緩みが残る ボストン連銀総裁

 【共同】ボストン連邦準備銀行のローゼングレン総裁は5日、マサチューセッツ州ボストンでの講演で、「予想より早く完全雇用の状態に接近しているが、労働市場には著しい緩みが残っている」と指摘し、緩和的な金融政策を「辛抱強く」続ける必要があるとの見方を示した。

 総裁は、「(市場の)利上げ時期の予想が2015年半ばごろに集まっていることは、失業率(の改善)予想とおおむね一致している」と指摘。ただ、こうした予測には不透明さもあるとし、慎重な見極めが必要と強調した。

 この日発表された8月の雇用統計で新規就業者数の伸びが14万2000人にとどまったことについては「やや失望」と評価。完全雇用を達成するのにどのくらいの時間がかかるかは依然として「とても不確か」だが、「緩やかな経済回復が続けば2年以内には達成できるのではないか」と述べた。

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