「相当の期間」の文言見直しを クリーブランド連銀総裁

 【共同】クリーブランド連邦準備銀行のメスター総裁は24日、オハイオ州クリーブランドで講演し、連邦公開市場委員会(FOMC)声明の「緩和的な政策が相当の期間適切」との表現を「明確に言い直すべきだ」と述べ、修正の必要があるとした。

 総裁は「相当の期間」の部分が市場の注意を金融政策が時間軸に沿って動くと思わせてしまうと指摘。利上げなどの金融政策は「実際の経済状況と見通しに応じて変化するべきだ」とした。その上で、FOMC参加者の見方をまとめた「経済見通し」の方が、利上げの予想時期を示す上では優れた手法だとの考えを示した。

 FOMCがまとめた正常化に向けた原則は「大いに支持した」と述べ、満期証券の再投資をやめるのは利上げを開始した後とする政策運営の手順にも賛意を示した。量的緩和に伴ってふくれあがった連邦準備制度理事会(FRB)の保有証券については「現時点で金利操作のために売却が必要だとは思わない」としたが、政策の正常化に着手した後には、段階的な売却も選択肢になり得るとした。

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