米で警官のカメラ装着拡大 職務撮影、説明責任強化も

 【共同】米国で警官らに小型カメラを装着させる動きが徐々に拡大している。職務執行の様子を記録に残し、後の検証に供するためで、特にミズーリ州ファーガソンで白人警察官による黒人青年射殺事件が起きた後、導入の動きが強まっている。28日付のニューヨーク・タイムズが伝えた。

 導入済みの警察などを調査した米司法省は、警官の職務が適正に行われていると感じる市民の増加につながる可能性があると結論付けた。また、有力人権団体「全米市民自由連合(ACLU)」なども、警察がより大きな説明責任を負うことにつながると肯定的に評価する。

 同紙は一方で、撮影対象や公開条件をめぐる疑問のほか、撮影済みの膨大な映像が電子的に保存された場合、流出したりハッキング被害に遭ったりすることへの懸念が浮上しているとも指摘。警官らでつくる労働組合からは処罰に利用されたり、私的な会話が公開されたりすることを危ぶむ声も上がっているという。

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