新戦力に高いハードル 常連との差、浮き彫り

 【共同】北朝鮮との決勝で、女子ワールドカップ(W杯)やロンドン五輪を戦ってきた常連組と、新顔との差が浮き彫りになった。新旧戦力の融合を図ったサッカー女子の日本は収穫の乏しい銀メダルに終わり、主将の宮間(岡山湯郷)は「もう少しサッカーらしいサッカーがしたかった」と嘆いた。

 北朝鮮の武器は、縦への速い攻撃と球際の激しさにあった。川澄(INAC神戸)は「それは分析していたとおり。スピードへの対応の部分で、若い選手は経験のなさが出た」と振り返る。宮間や川澄が重圧をかわしながらパスをつなぐ工夫を見せた一方、若手は焦ってミスを繰り返した。

 「攻守にアクションするサッカー」を掲げる日本のスタイルは緻密な連係が求められ、佐々木監督は「チームの構築には時間がかかる」と話す。新戦力にはハードルが高く、19歳の増矢(INAC神戸)は「先輩たちはイメージを共有していた。試合中に動き方を教えられた」と、最後まで戸惑いを隠せなかった。

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