フォード、部品メーカーとコラボ

 フォードは、2015年式の新型ムスタングとF-150ピックアップトラックに業界初となる数種類の技術を導入するために、主要部品メーカーとコラボレーションを行っている。2015年式ムスタング、50年リミテッドエディションのクォーターウィンドー(三角窓)を製造するマグナとの技術提携では、ガラスのトップにはプラスチックや金属ルーバーではなく、ルーバーガラスを使用する。また、シューラーとミッドウェイプロダクツとは、液圧成形したスチール製Aピラーを開発、頭上のスペースをより効率的にした。新型ピラーはねじり剛性を28%強化し、前モデルよりも軽量化に成功した。

 2015年式F-150は、アルミ製のボディを採用する最初のピックアップ。フォードは、60パウンド軽くなって強度にも優れたスチール製のフレームをメタルサと開発する。一方、ハロゲンや白熱灯よりもエネルギー効率に優れ、より明るく路上を照らすLEDヘッドライトを開発するために、オスラムおよびフレックスNゲートと手を組んだ。

 フォードは10年以上前から、自動車メーカーと部品メーカーとの関係性を指南するアラインド(提携)ビジネスフレームワークを採用、100社以上の部品メーカーとの関係を保持している。フレームワークの主要項目は、マッチドペアシステムである。これは製品開発と購買部門の間に立って上手に決定していく方式だ。目的は、製品設計から調達に至るまでの関係を強化し、各部品の契約事項を減らすことによって、交渉を簡略化することにある。

 アラインドビジネスフレームワークには、エグゼクティブビジネステクノロジーレビューという項目もある。これは、フォードの製品開発と購買部門の上級管理職チームが説明会の場で部品メーカーの技術を体験できるシステムである。フォードがしばしば最新技術を導入する最初のメーカーとなる要因である。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 植民地から合衆国建国へ 18世紀半ば、現在のアメリカ東海岸にはイギリスの支配下にある...
  2. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  3. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  4. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  5. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  6. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  7.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  8. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
ページ上部へ戻る