地球誕生の謎に挑む はやぶさ2に若き研究者

 【共同】小惑星探査機「はやぶさ2」が11月30日、宇宙に飛び立つ。2020年の帰還をにらみ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は試料採取・分析のチームに若い研究者を起用。太陽系や地球の誕生の謎に挑む中心人物が、北海道大大学院准教授の橘省吾さん(41)だ。

 はやぶさ2は、小惑星「イトカワ」から地球に粒子を持ち帰った「はやぶさ」の後継機。鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた後、約30億キロ旅して18年に小惑星「1999JU3」に到着。約1年半かけて石や砂を採り、20年末に戻る予定になっている。

 宇宙化学が専門の橘さんが計画に加わったのは初代はやぶさが帰路の途中にいた09年8月ごろのことだった。それ以来、予算や時間が限られる中で、より多く、より大きな試料を採取して持ち帰るための部品の設計や開発に携わってきた。

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