再処理施設の稼働準備か 北朝鮮、燃料棒取り出しも
- 2014年11月19日
- 世界のニュース
【共同】ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は19日、北朝鮮が寧辺の原子炉から少数の使用済み核燃料棒を取り出し、プルトニウムを抽出する再処理施設の稼働準備に入った可能性があるとの分析結果を公表した。今月4日に撮影された衛星写真を解析した。
再処理施設は2007年の6カ国協議合意に基づき無能力化された。北朝鮮は寧辺の原子炉を昨年再稼働させており、再処理施設も稼働すれば、核兵器の原料となるプルトニウムの追加生産体制が整うことになる。
ただ外交筋は「実際に再処理に向けた動きかどうかを判断するのは時期尚早」として、慎重な見方を示している。
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