大使館放火事件で初公判 元外務省職員の男
- 2014年12月3日
- 世界のニュース
【共同】在コンゴ日本大使館で公金を着服した上、大使館に火を付けたとして、業務上横領と現住建造物等放火の罪に問われた元外務省職員山田真也被告(31)=懲戒免職=の裁判員裁判の初公判が4日、東京地裁(中里智美裁判長)で開かれる。
山田被告はコンゴの首都キンシャサにある日本大使館で公金の管理を担当し、放火事件当時は3等書記官だった。警視庁によると捜査段階では「金はカジノに使った。発覚しないよう火を付けた」と供述していた。
起訴状では、山田被告は2012年9月〜13年6月、当時のレートで約2500万円相当の公金を着服したとされる。昨年6月には大使館にガソリンをまいて放火し、約220平方メートルを焼いた、としている。
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