審理開始の延期認めず ケニア大統領の国際裁判

 【共同】2007年のケニア大統領選の後に起きた暴動を首謀したなどとして、人道に対する罪に問われた同国のケニヤッタ大統領の裁判で、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)は3日、本格審理の開始を延期するよう求めた検察側の訴えを退ける決定をした。1週間以内に起訴を取り下げるか、審理に必要な証拠をそろえるよう求めた。

 検察側は、重要証人が証言を撤回したことなどにより証拠が不十分となり、審理開始の延期を求めていた。裁判所の許可が得られれば、今回の決定に対して上訴することが可能。

 裁判所は推定無罪の原則を踏まえ「これ以上の延期は正義に反する」とした。起訴を取り下げても、今後証拠がそろった場合に再度起訴することは可能だとも指摘した。

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