景気回復の足かせに 円、一時120円台

 【共同】対ドルで円が急落したのは、日欧と米国の経済情勢の違いが鮮明になったからだ。国内では輸出企業を後押しした円安だが、輸入品価格の上昇を通じて中小企業や家計の負担は重くなっている。このまま円安が進めば景気回復の足かせになる恐れがある。

 日銀が追加金融緩和を決め、欧州中央銀行(ECB)も本格的な量的金融緩和を行う可能性を4日に示した。金融政策で景気を下支えしなければならない日欧に対して、米国が景気回復を一段と鮮明にしていることがドル買いの大きな要因となっている。

 国内では円安を原因とする中小企業の倒産が増え始めている。中小企業が影響を回避するため人件費を抑制することで、雇用や消費に悪影響が広がる懸念がある。日本経済全体にとって円安のマイナス面が大きくなれば、政府は一段の対応を迫られることになる。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 植民地から合衆国建国へ 18世紀半ば、現在のアメリカ東海岸にはイギリスの支配下にある...
  2. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  3. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  4. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  5. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  6. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  7.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  8. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
ページ上部へ戻る