22年冬季五輪は北京優勢か 東京に続き東アジア開催も
- 2015年1月7日
- スポーツニュース
【共同】2022年冬季五輪開催を目指す北京とアルマトイ(カザフスタン)が6日、国際オリンピック委員会(IOC)に詳細な開催計画を示した立候補ファイルを提出した。6都市で始まった招致レースは撤退が相次ぎ、アジア2都市の一騎打ちで終盤に入った。政府支援による安定感などで北京優勢との見方が強く、18年平昌(韓国)、20年東京に続く東アジア開催の可能性が出てきた。
08年夏季五輪を開いた実績があり、史上初の夏冬開催を目指す北京は、隣接する河北省張家口市でスキーなどを実施する計画。雪不足や大気汚染が指摘されるが、北京の王安順市長は「重要なコンセプトは選手中心で持続可能な大会」と自信を示す。
初の五輪開催を狙うアルマトイは石油や天然ガスの開発で成長した中央アジアのカザフスタンの旧首都で、11年冬季アジア大会の会場を使用する。既存施設の活用という五輪改革の方向性を反映しており、アマンゾロワ副市長は「われわれの計画は新しい考え方に合致している」と強調した。
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