モンサントの新しいGM種子に農務省認可

 農務省はこのほど、種子・農薬販売大手モンサント(ミズーリ州)が開発したより強力な除草剤が使える大豆や綿花の新しい遺伝子組み換え(GM)種子の販売を認可した。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、モンサントは除草剤「ラウンドアップ」(化学名グリフォセート)とそれに耐性を持つGM作物を1組で販売し、多くの農家に受け入れられてきたが、近年はグリフォセートに対する耐性を持つ雑草が現れ、作物の成長を妨げたり農機に損害を与えたりする恐れが出てきた。

 新しい種子は、こうした「強力な雑草」対策として開発され、グリフォセートだけでなく、グリフォセートが効かなくなった雑草の排除で使われている農薬ジカンバにも耐えられる。

 しかし環境保護、消費者擁護団体は「より強力な除草剤は人体にも有害で、さらに強い耐性を持った雑草生む恐れがある」との理由で、新しい種子と除草剤を組み合わせた販売に反対している。

 これに対し種子各社は「新しい除草剤は旧型より安全で畑の外に漏れ出す危険性も少ない」と主張している。

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