アラブの春、読み違え CIA元高官

 【共同】中央情報局(CIA)副長官を2013年まで務めたマイケル・モレル氏が近く発売される著書で、中東民主化運動「アラブの春」が国際テロ組織アルカイダなどイスラム過激派に及ぼす影響をCIAは読み違えたと告白した。本を事前入手したワシントン・ポスト電子版が3日報じた。

 大衆運動が革命を導いたアラブの春により、過激派のテロ路線は説得力を失うとCIAは予測。しかし現実には、その後の中東の混迷が過激派を利することになり、過激派は勢いを取り戻した。

 モレル氏は「対テロの視点に立つと、アラブの『春』は冬に転じた」と記した。

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