出生率1.42、9年ぶり減 赤ちゃんは100万3000人

 【共同】女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す2014年の合計特殊出生率が1.42となり、9年ぶりに低下したことが5日、厚生労働省の人口動態統計(概数)で分かった。05年の1.26を底に緩やかに上昇していたが、前年を0.01ポイント下回った。14年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は100万3532人で、過去最少を更新した。

 一方、亡くなった人の数(死亡数)は127万3020人で戦後最多となり、死亡数から出生数を引いた人口の自然減も26万9488人で過去最大となった。高齢化が進む中、出産世代とされる15~49歳の女性の人口は将来減ることが予想され、厚労省は「人口減少の流れはさらに加速する」との見方を示している。

 合計特殊出生率の都道府県別では沖縄が1.86で最も高く、次いで宮崎1.69、島根、長崎1.66。最も低かったのは東京の1.15で、京都1.24、北海道、奈良1.27が続いた。

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